Maintenance Consultation Cases
整備相談事例
全国の整備相談所に寄せられた整備相談(苦情・問い合せ含む)の事例をまとめました。
トラブル予防や説明の参考としてご活用ください。
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No.181 エンジンオイル交換後、オイル漏れが発生した
・車名:二輪車 ・登録年月:不明 ・走行距離:不明
バイクショップでエンジンオイルとエレメントを交換後、エンジン下部からオイル漏れを発見し、バイクショップに引き返した。ショップの整備士が「ドレンボルトが緩んでいたが、締めたら漏れが止まった」と言うので、その時は黙って乗って帰ったが、3~4日経つとまた漏れ始めたので再修理を依頼した。修理後、整備士は「ドレンボルトから漏れていたので、ボルトとガスケットを交換した」と言っていたが、翌日、エンジンがかからなくなった。ショップに対応を求めると、「オイルとエレメントしか交換してないので、当店は関係ない」と素っ気なく言われ、「今まで問題なく乗れたのに、修理後にエンジンがかからなくなったのだから関係ないはずはない」と言い返すと、「店長から電話させます」と言われた。暫くして店長から「お客さんが怒っているから電話するよう担当者から言われた」と電話がかかってきたが、先程の整備士は店長に状況を説明せず電話するように頼んだのか、店長が客に状況を説明させればいいという軽い気持ちで電話をしてきたのかわからないが、この店は信用できないので二度と利用したくない。こんな対応の整備工場が営業していて良いのかという相談。
振興会の立ち位置を説明し、バイクショップの店名を尋ねたが、「今はまだ店長と交渉中で、明日もう一度会うので、その結果次第で振興会に相談します。このような苦情を聞いてくれる窓口は他にないか」と質問されたので、「ショップがメーカーの指定店であれば、メーカーのお客様相談窓口に電話してはどうか」とアドバイスして相談を終えた。
No.182 車検後、エンジンから異音がする
・車名:軽自動車 ・登録年月:平成21年 ・走行距離:不明
・3月 4日 ガソリンスタンド(未認証)に依頼した車検が完了、当日は異常なし。
・3月11日 エンジンの異音に気付く。アクセルを踏み込むと、甲高い金属音や「キュルキュ
ル」とベルトが空回りしているような音がする。振動もひどく、車内に置いてあるものが震える状況。
・3月20日 他県に転居。アクセルを全開にしてもスピードが出ない。
・3月26日 近所のカー用品店(認証取得店舗だと思われる)に持ち込んだが、3月18日に
期限が切れた保安基準適合標章が貼られたままで車検証もないので、入庫を断られた。症状から、ダイレクト・イグニッションコイルかプラグが原因ではないかと言われたので、その場でガソリンスタンドに連絡、「車検証を渡そうと電話したが不在だったので、そのまま忘れてしまった」と釈明された。
・4月 1日 車検証が郵送されてきたので、カー用品店に入庫した。診断の結果、点火プラグ
3本のうち1本が緩んでおり、外すと真っ黒でプラグの電極が折れてエンジン内部に落下している可能性があるため、ディーラーで整備するよう勧められたが、車検の指定整備をしたガソリンスタンド系列店(会員工場)から、点火プラグ3本の交換費用は負担するが、ディーラーでの整備費用は負担しないと言われた。
・4月 4日 カー用品店に入庫、プラグ3本を交換したところスピードは出るようになり振動
は収まったが、金属音は消えない。
ガソリンスタンドからメールで連絡はあるが、きちんとした謝罪はなく、気分を害している。きちんと直したいので、ディーラーでの整備費用も負担してもらうか、車検費用を全額返してほしいという相談。
当会の立場を説明し、相談者の了解を得て、ガソリンスタンド運営本社の責任者に連絡したところ、「ガソリンスタンドの店長から『プラグを外したら折れていた』という報告は受けているが、不明確なところもあり、現車を見たカー用品店に直接確認するよう指示している。ただ、『異音』や『車検証の不交付』についての報告は受けていないので、確認して相談者に説明したい」と回答があった。
相談者にその旨を伝え、相談終了とした。後日、責任者から「相談者の近隣にあるディーラーに入庫して調べてもらう方向で相談者と合意した」との報告があった。
No.183 検査証の備考欄に記載されている内容を教えて欲しい
・車名:不明 ・登録年月:不明 ・走行距離:不明
整備工場で車検をしてもらい、新しく交付された検査証を見たが、下の方に色々と記載されている内容がよくわからない。自分で見る限りでは、おかしな車検をされているように感じるので、教えて欲しいという問い合わせ。
まずは振興会の立ち位置や成り立ちを説明し、できることできないことを理解していただき、詳細を聞くことから始めた。検索してみると会員工場であった為、相談者の希望であれば事業場へお話を聞くことも可能ということを伝えた。相談者はこちらから事業場へ連絡しても差し支えないとのことなので、相談者からの聞き取り後に事業場へ連絡した。
相談者は備考欄に記載してある[受検種別] 持込検査車、[検査時の点検整備実施状況]点検整備記録簿記載なし、[受検形態] その他(使用者以外の者により受検が代行された場合)、この3つが気になり、そしてどのようなことかを知りたいと言っていた。
確かにこのような問い合わせで、相談者が整備工場に車検を依頼し、何かしらのトラブルがあって、こちらへ相談したことでその事業場が未認証工場だったという事例もこれまでに少なからず見受けられた。ただ今回は様子が違い、認証工場で車検をしているのに検査証としては「記録簿なし」で「代行車検」となっている。
その辺を踏まえ事業場へ連絡をすると、「そんなことで振興会に相談するんやなあ~」と驚いた様子であった。詳細を聞くと「相談者の車が車検で入庫した時期は業務多忙だったので、知り合いの未認証工場に持ち込みだけを依頼した」という説明だった。では、点検整備はどちらでされたのかと尋ねると、「勿論自社でやっている。ただ、それは車検が終わってからの話で、とりあえず未整備で車検だけを通してもらい、その後外注先から車が戻ってきてから点検整備を済ませた」そうである。なんとも相談者からすれば納得しにくい話ではないだろうか。事業場には、相談者から回答を求められていると伝えると、相談者には直接説明すると言うので、お任せすることにした。そして今後は、認証整備工場・振興会会員としての受検をお願いして電話を切った。
後日相談者から電話があり、事業場から謝罪と経緯の説明をして貰ったので納得できたと喜んでいた。因みにと前置きして、普段は検査証の確認をしているかお尋ねしたところ、「新車で購入して7年の間に2~3回程です」と言われてしまい、苦笑した次第である。
No.184 整備作業中に燃えてしまった配線はユーザーが負担すべきか
・車名:不明 ・登録年月:不明 ・走行距離:不明
ロービームが点かないため、ディーラーに持って行った。作業中に配線が燃えて、エンジンもかからなくなった。配線代はこちらが負担すべきか。
配線が燃えた原因の特定ができていないようだったので、担当者だけでなく、工場長も交えて報告を受けてから決めてはどうかとアドバイスした。
No.185 見積を出さずに勝手に修理していいものか
・車名:不明 ・登録年月:不明 ・走行距離:不明
過失割合3:7(7割が相談者の娘側の過失)の修理で、入庫後2週間たっても見積を出してこない。娘が車を見に行くと、バンパーが外されており、整備業者は「悪いようにはしない」としか言わず、見積を出そうとしない。勝手に整備をされて法外な請求をされては困る。
当相談所の役割を説明し、過失割合があり保険が絡んでいるので、通常は保険会社、整備工場ともに連絡をせず作業を進めるのは考えにくいことを伝えるとともに、今は相談者の思い込みで勝手に作業を進めていると思っているため、事実確認と現状の進捗状態を整備工場に伝えてもらうよう電話をすることはできると伝えると、もう少し様子を見て、おかしいことになれば再度連絡をするということで、相談を終了。
No.186 他の事業者が行った不適切な整備
・車名:軽自動車 ・登録年月:不明 ・走行距離:不明
〇他県の整備事業者(相談者)から、県内整備事業者に対する苦情〇車検入庫した車のハブボルトが純正ナットのかかる位置でなめていて、社外のロングナットで締め付けてあり、非常に危険な状態であった。
〇車両の販売から過去の整備まで、記録では当該事業場が関係しているようなので、前回の車検はこの状態だったのではないか。
〇振興会から当該事業場に連絡して、当社(相談者)に連絡するように言って欲しい。
当該事業場の整備主任者に連絡し、事実関係を確認、相談者に連絡するように伝えるとともに、ハブボルトが損傷していたということの危険性について説明した。
翌日、相談者から「まだ連絡が無い」と再度電話があったが、当該事業場には連絡するように言ってある旨伝えた。その後連絡なし。
No.187 車検後にブレーキがエア噛みしていた
・車名:軽自動車 ・登録年月:平成21年頃 ・走行距離:80,000km
車検をお願いしたガソリンスタンドから完成連絡があり、引き取りに行ってきた。翌日、走行中にブレーキペダルを踏むと、奥まで入り追突しそうになったので、ガソリンスタンドに持って行って確認してもらうと、「ブレーキのパイプラインにエアが噛んでいたのでエア抜きをしているが、なかなか抜けない。車検では、ブレーキフルードの交換だけで整備はしていないので、当社に責任はない。ブレーキのオーバーホールは45,000円、ABSアクチュエーターの交換になれば2ケタの金額になるかもしれない。たまたま車検後に症状が出ただけ」と言われた。
どうしたら良いかが分からず、振興会に電話したとのこと。
振興会の立ち位置を説明した。話を聞いていると、すでに考えがあるようで、「中立的な立場であるディーラーの営業所で診断してもらい、ガソリンスタンドと同じ内容であれば、ガソリンスタンドに修理依頼しようと考えています。車検もずっとお願いしているし、オイル交換やガソリンも入れているので、この先も付き合いたい」とのことだったので、「ガソリンスタンドにそのことを伝え、良く話し合われたらいかがでしょうか」と伝えて、相談を終えた。
No.188 テールランプが切れたまま納車された
・車名:SUV ・登録年月:不明 ・走行距離:不明
〇12ヶ月点検をディーラーで行ったが、テールランプの球切れがそのままであった。
〇「記録簿の点検項目にあるのに、そのままとはどういうことか」と、ディーラー担当者を問い詰めると、黙ってしまって話にならない。
〇本社に伝えてくれという苦情
本社サービスグループ長に伝えて、対応をお願いした。
No.189 車を取りに行ったら、修理未完成のまま引き渡された
・車名:乗用車 ・登録年月:平成17年 ・走行距離:不明
(運輸支局からの紹介)
エンジン警告灯が点灯し、エンジンの調子も悪くなった。普段は近所のガソリンスタンドにメンテナンスをお願いしているが、今回はエンジンの不具合なので、以前にリコールでお世話になったディーラーに入庫した。ディーラーから「イグニッションコイルの不具合で、1気筒火花が飛ばないので部品交換します」と連絡があり、作業をお願いした。2日後に完成連絡があり、車を取りに行った。料金の支払いを済ませ、車のドアを開けると、シートにビニールカバーが掛けられたまま、足元に紙マットが敷かれたままになっていたので、自分で外して従業員に渡した。乗り込んで助手席を見ると、足元にエンジンのカバーが置きっぱなしになっており、従業員にそのことを告げると、サービス係が来て「付け忘れです。すぐ付けます」と謝罪もなく言われたので、「カバーを付けるだけでなく全て再チェックして下さい」とお願いした。手直しが終わり店を出たが、入庫前よりもエンジンのパワー不足と振動(振れ)を感じたので、工場に戻って先程のサービス係にその旨を伝えたが、「チェックランプは消えており、空吹かしも正常ですよ」とシートカバーもかけずに運転席に座って、試運転はしてくれなかった。その態度に腹が立ち、店長を呼ぶようお願いしたが、外出中と言われ会えなかった。仕方ないので、サービス係に「走ったら本当におかしいので、もう一度良く点検して欲しい」とお願いしたが、一向に態度を変えないのでそのまま帰った。次の日、朝から車で仕事に出かけたが、走り出してから到着するまで相変わらずの不調と振動、マフラーから「ブス!、バス!」と音がして、スピードが出ないまま会社に到着した。
ディーラーに電話しようと思ったが、先に運輸支局に相談したら、振興会に相談するよう言われたので、電話したとのこと。
振興会の立ち位置を説明し、振興会からディーラーに事実確認をすること、ディーラーの責任者から相談者に連絡を入れてもらうことについて、相談者の了解をとりディーラーに連絡した。サービスマネージャーから、「車を引き渡す際に、相談者が怒って帰られたとの報告は受けていますが、車の調子は悪くないと聞いています。社内でもう一度確認して、部品の付け忘れについて相談者に謝罪の電話を入れ、再入庫して頂けるようにお願いしてみます」と言われたので、「相談者は、本日エンジン不調のまま車に乗って市内で仕事をされています。ディーラーから電話して下さい」と伝えて、電話を切った。
No.190 保安基準不適合のまま車検に合格したが、許されるのか
・車名:不明 ・登録年月:不明 ・走行距離:不明
ディーラーに車検入庫した。知人やガソリンスタンドからブレーキランプが切れていると言われていたので、入庫前にそのことをディーラー担当者に伝えた。
ところが、車検が終わりディーラーを出ようとしたタイミングで携帯に着信があり、運転中だったため帰宅後に折り返すと、ディーラーからの「ブレーキランプが切れてますよ」という電話だった。入庫予約時にそのことは伝えた筈だと言うと、担当者は「聞いていない」の一点張り。そもそも、ブレーキランプは保安基準に関係あるのではないか。事前に伝えておいたのに整備せず、車検直後に「切れていますよ」と平然と言ってくるようでは、きちんと車検がなされたとは考えづらい。前回の車検時も、車検証ができてから1ヶ月ほど放置をされたことがあり、このディーラーには不信感しかない。メンテナンスパックに入っているが、返金してもらいたい。今回の車検整備も信用できないので、法定費用は戻らなくても、整備代金を返金して貰って、他のディーラーできちんと整備をやり直そうと思っている。
どうすればそのようにできるか知りたい。なお、相談者は国交省にも電話を入れているとのこと。
相談窓口の役割を説明し、お金の話には関与できないが、ディーラーに確認をすることは可能と伝えたが、結局、ディーラーと相談者との「言った」「言わない」の水掛け論になるだけなので、その必要はないとのこと。今回の事案が、店長など決定権のある人の耳に入っていない可能性もあるので、一度、店長や本社のお客様相談室などに連絡を入れて経緯を説明すれば、相談者とディーラーとの話し合いが進展する可能性はあると思う。それでも折り合いがつかなければ、弁護士に相談する方法もある。「もし、保安基準不適合の車を不正に車検に通したということを訴えたいのであれば、運輸支局に相談をしてみてください」と言って支局を紹介し、相談を終了。
No.191 20年前に整備した車の行方は?
・車名:不明 ・登録年月:不明 ・走行距離:不明
部品商に勤めている友人の紹介で、整備工場に修理を依頼した。(当会会員かどうか、不具合の詳細等は不明)勤務先の駐車場に車を引き取りに来てもらい、点検の結果、ATのホースを交換する必要があると連絡があった。それから暫く経っても請求されることも無かったので、紹介者の友人が立て替えてくれたものと思っていた。
気が付けば、あれから20年・・・。納車もされておらず、車は何処に行ったのか?ふと思いつき、紹介者の友人に支払いのことを尋ねてみるも、立て替えはしていないと言う。車検証には私の住所が記載されているので、電話は出来なくとも請求書の郵送は出来そうなものだが、届いていない。修理の依頼をしてから現在までに2度ほど転居しているが、修理の依頼から1度目の転居までは暫く期間があったので、何かしらの連絡は可能だったはず。依頼した整備工場は現在も営業しており、先日、6月14日に訪問する旨の手紙を送ったが、何の音沙汰もない。一体どうしたら良いものか。
修理を依頼した車が20年間も納車されないまま、良く黙っていられたものだと不思議に思いながらも、依頼者の話を聞いていた。自動車税の通知も届いていないと言うのも信じがたい。深入りはしないよう、「訪問して良く話を聞いた方が・・・」とか、「車両の保管料を請求されることが・・・」といった良くある対応をして、相談を終了とした。
No.192 走行中に燃料フィルターが外れて地面に接触した
・車名:輸入車 ・登録年月:平成31年 ・走行距離:不明
新車で購入1~2週間後、燃料ポンプからの異音を感じた。購入先の正規ディーラーに持ち込んだところ、「異音ではクレーム交換ができない」と整備士に冷たくあしらわれたので、別の扱いディーラーに持って行くと、「音が大きすぎるので交換した方が良い。また、A/Tからオイルが漏れているので修理が必要」と診断された。そのことを購入先のディーラーに伝えると、「部品を注文して交換する」と言われたので、入荷連絡を待っていた。入荷は2週間先と言われたが、いつまで待っても連絡がないので催促したところ、「メーカー発注で予定通り入荷するのはまれなので、入荷したら電話する」と、お詫びの言葉もなく電話を切られた。それから1週間後、部品入荷の連絡があり交換してもらった。
ところが5月末頃、走行中に物を引きずる音がするので、路肩に停めて確認すると、燃料フィルターの取付が外れてぶら下がった状態になっており、地面に衝突して凹んだり引きずられた傷を確認した。ガムテープで応急修理して購入先のディーラーに持ち込むと、「燃料ポンプを交換する時にフィルターの固定ボルトを閉め忘れたのか、緩んで脱落している」とメカニックからの説明。もし気付かぬまま走行し続け、ガソリン漏れで火災になったかもしれないと考えると、新車から問題の多い車には不安で乗りたくない。「車を返すから全額費用を返せ」と要求したが、「できない、修理対応になる」と言われた。相談先を調べ、振興会のことを知った。このディーラーに罰則を与えて欲しいという相談。
振興会の立ち位置を説明。振興会に罰則を与える権限は無いことを説明し、「ディーラーに電話して、相談者の苦情をお伝えして事実確認はできます」と伝えたところ、承諾を貰ったので、「ディーラーの方と良く話し合って下さい」と言って、電話を切った。
購入先ディーラーの店長から話を聞くことができた。「概ね相談者の言われた通りですが、私がお詫びに伺っても聞く耳を持たず、全く話になりません。相談者は、本社とメーカーにも電話されています。私共では、本社を通して弁護士とも相談していますが、車両引き上げや全額返金はできないので、交渉が必要です。相談者の言い分も良くわかるので、なるべく要望に近づける様に努力したいと考えています。振興会にはご迷惑をおかけしました」と言われ、電話を切った。
No.193 A/Tオイル交換後、1ヶ月でミッションが壊れた
・車名:輸入車 ・登録年月:平成26年 ・走行距離:60,000km
(国交省からの紹介)
4月にディーラーでA/Tオイルを交換した。翌月、ミッション故障のランプが点灯したので、ディーラーに車を持ち込んだが、忙しいので入庫予約は6月7日になると言われた。コンピューター診断機で原因だけでも確認して欲しかったが断られ、「ランプは点いていますが、自走できるのだから機械的な故障ではなく、コンピューターなどソフトの不具合だと思います。乗っていても大丈夫」とフロントマンに説明された。
不安を感じつつ乗っていると、次第にランプの点く頻度が多くなり、心配になって5月31日に再度ディーラーに持ち込んだが、「予約日を4日早めるので、それまで待って下さい」とエンジンルームも開けずに追い返された。6月2日、自宅ガレージから出庫する時に、床にオイルがこぼれているのに気付き、ボンネットを開けると、オイルが噴き出したのかベトベトになっていたので、ディーラーに連絡して入庫させて貰った。翌日、ディーラーから「ミッションが悪くなっているので修理代は32万円程掛かります。どうしますか」という連絡が入った。「A/Tオイルの取り替えをしてから日が浅いのだから、整備ミスではないか。異常ランプが点いてから、何度もディーラーに足を運んだのに、『ソフト的な故障』と言われ、乗り続けた結果、症状が悪化して高額な修理代が必要になったのではないか」と文句を言うと、「A/Tオイルの交換作業と、今回の故障は無関係」と言い切られた。説明を求めても「違うから違います。無関係です」の繰り返しで話しにならない。国交省に電話したら、振興会に電話するように言われたので電話したとのこと。
相談者から「振興会は私の味方をしてくれるのか」と聞かれたので、ディーラーに連絡して事実確認をすることと、フロントマンの対応について指導的なことは言えるが、それを改めるか改めないかは会社内のことなので、命令はできません。それでも良ければ電話します」と答えた。
相談者の了承を得て、ディーラーに事実確認した。マネージャーによると、「今回噴き出していたのは、ツインクラッチ・ミッションのメカトロニクスのオイルで、交換したA/Tオイルとは別のものです。悪い対応をしていた従業員は、5月末で退社したので引き継ぎのフロントマンに任せ、報告も随時受けています。前任のフロントマンの対応については、深くお詫びをするように指示しています」とのこと。マネージャーに「このひどい対応は、一フロントマンがしたことではなく、御社の態度なのだから、責任者が謝罪するべきではないのですか。貴方はいつ謝罪するのですか」と尋ねると、「今はまだ私の出るタイミングではないと考えています」と返答されたので、「フロントマンには本来の仕事をさせてあげて下さい。負荷を取り除かないと、前向きな仕事ができないのではないですか」と助言したが、良い返事がないまま電話を終えた。
翌朝、相談者から入電。「昨日の夕方、管理職ではなく、いつものフロントマンから電話があり、『修理はどうするか、故障は当社とは関係がない』と同じ主張を繰り返してきた。話すうち、このフロントマンは新任であることも分かったので、『君には何の責任もない。君はもう電話してこなくていい。悪いと思っているなら、責任者から電話して来るよう伝えて』と言って電話を切った」との報告があった。
No.194 フリーマーケットで買った車の車検見積額が高い
・車名:軽自動車 ・登録年月:不明 ・走行距離:125,000km
オンライン・フリーマーケットで買った車の車検整備を地元の整備工場に依頼したら、とても高額な見積となって驚いている。個人売買で購入した車なので、足元を見られて高額な見積もりにされているのだろうか。もしそうなら、振興会から指導をして欲しい、という問い合わせ。
まずは振興会の立ち位置や成り立ちを説明し、できることできないことを理解していただき、詳細を聞くことから始めた。検索してみると会員工場であった為、相談者の希望であれば事業場へ話を聞くことも可能ということを伝えた。相談者はこちらから事業場へ連絡しても差し支えないとのことなので、相談者への聞き取り後に事業場へ連絡した。
相談者は「安価で買ったのに車検代がこんなに高いのでは意味が無い」「もっと安くできるのではないか」等と言うばかりで、こちらが見積もりの内容を聞いても真面目に答えず、とにかく「高い!」の一点張りで、このまま聞き取りしても埒が明かないので、事業者に連絡することにした。事業場の整備担当者に相談内容を伝えると、「このような事案は最近多い」と笑われてしまった。
相談者は飛び込み客で、車を買ったので車検整備をして欲しいとのことであったが、車の程度が悪そうだったので、実車を見てもらいながら説明した。車をリフトアップして、不具合箇所を一つずつ説明している過程で費用を聞かれたので、「後程見積書をお作りしますが、概算で30万円位です」と言うと、「もう帰るから車を下げてくれ!」と怒ってしまったとのことである。担当者のこれまでの経験上、今回のフリーマーケットの売主は、他所で車検見積もりを取ったら高額だったので、個人売買で売り抜けたのではないか。最近個人売買で買った車の整備依頼を受けるが、トータルすると得をしたと感じる人は少ないのではないかと言っていた。因みに、この相談者の車は、ほぼ全ての消耗部品とブーツ類や油脂類が酷い状態だったとのことである。
それらを踏まえ、相談者に連絡をしたが、何度電話しても電話が繋がらず、最終的には着信拒否にされてしまった。このように中途半端な状態で終わってしまったのは残念であるが、貴重な情報を得ることができた。
No.195 外車の修理用部品が手に入らない
・車名:輸入車 ・登録年月:不明 ・走行距離:不明
エアバッグ警告灯が点灯しており車検に通らないが、ディーラーでも部品が無いと言われ困っている。振興会に突然来所され、相談に応じた。
当該ディーラーは、現在当該車の取扱いが無く部品の調達も難しいのではないか。同じ国籍の輸入車を扱っている店舗を探し、部品を取り寄せできるか相談してはどうかとアドバイスして、終了した。
No.196 1年3ヶ月前に車検した車両がオーバーヒートした
・車名:乗用車 ・登録年月:平成17年 ・走行距離:130,000km以上
平成30年3月に車検で入庫、入庫時の走行距離は12万4千km。その際、「部品の交換等は最小限で」という要望があり、点検の結果、ブレーキパッドのみ交換した。次の入庫は、同年11月でエンジンオイルを交換、入庫時の走行距離は13万kmであった。
この車が先週オーバーヒートを起こし、近くのガソリンスタンドに入庫し、ラジエータキャップが締まっていなかったことが確認された。その後、ディーラーに入庫し、エンジンの載せ替えが必要と診断され、お客様には60万円の見積もりが提示された。ディーラーの営業担当者が「ラジエータキャップが緩む筈がなく、整備ミスは明らかなので、車検を実施した事業者(相談者)が補償すべき」と言っているらしい。
車検から数日後にオーバーヒートしたのであれば整備ミスも考えられるが、1年以上も経ってから言われても認められない。一言に「補償」と言っても、どこまで補償しなければならないものか。また、相談所に似たような事例は無いかという問い合わせ。
事例を確認したが、「車検から数日後に・・・」という内容が殆どである。相談者が言うように、ラジエータキャップが緩んだ状態で1年3ヶ月もオーバーヒートを起こさないとは考えにくく、今更「整備ミス」は立証できないというのが相談所の考え。ディーラーは何を根拠に言っているのか、一社員が言っているだけであれば放っておけば良いが、会社としての考えなのか聞いてみてはどうか。また、ガソリンスタンドでボンネット内の点検を勧めることがあるが、お客様がそのようなサービスを受けたことが無いかどうかも確認してみてはどうかと伝えた。
相談者は、解決に向けてお客様への提案もしているが受け入れられず、ディーラーの対応については確認して、その結果により相談所に再度電話するとして、一旦電話を置いた。
6月6日、相談者より2度目の入電あり。ディーラーの営業担当者と話す機会があり、「『事業者が補償すべき』とは言っていない。故障箇所はラジエータキャップではなく、サーモスタット」と確認することができた。また、最初に入庫したガソリンスタンドの店長とも話す機会があり、故障箇所や補償云々の話はしていないことも確認できた。
これらを踏まえ、再度お客様と交渉する場を設けたが受け入れられないので、「これ以上の要求があるのであれば、取引を終了する。当方にミスがあると主張するのであれば、それを立証するものの提示を求める」と伝え、交渉を終了することとした。
以上の報告を受け、相談を終了とした。
No.197 アライメントが狂ったので謝罪と賠償を求めたい
・車名:輸入車 ・登録年月:不明 ・走行距離:不明
(自動車製造物責任相談センターからの紹介)
会員工場でリヤアクスルハブベアリングを交換してから、アライメントを狂わされた。謝罪とアライメントの調整費用・タイヤ2セット分の支払をその工場に求めたい。PL保険で対応できるかもしれないと言われたが、対応できなかった。どうにか費用を支払わせる方法はないか。
今現在、弁護士を入れて訴訟をおこすことも考えているが、弁護士に相談する前に自分でできることはしておこうと動いている最中とのこと。
当相談所の役割を話し、弁護士をいれて話をする予定なら、当相談所は関与できないと伝えたが、「会員なのに何もできないのか?」とやたら言ってくるため、当相談所は、会員工場に「相談者から苦情が入っているのできちんと話をしてください」と伝えることしかできないと伝えると、「それしかできないなら、もうかまわない。このような相談があったことはきちんと記録として残しておいてほしい。おそらく、弁護士からこの件のことでと連絡が入ると思うので」と言われ、相談を終了。
No.198 車検の3日後にオーバーヒートした
・車名:乗用車 ・登録年月:平成16年 ・走行距離:148,000km
2月下旬にE社(ガソリンスタンド)で車検を受けたが、納車3日後に水温異常を示す警告灯が点灯した為、エンジンを止めてレッカーでE社に入庫した。E社の診断によれば、ラジエータの交換が必要で、概算見積(工賃含め7万円位)を確認して作業を依頼した。E社での車検は今回で2回目となるが、以前も不具合があったので、①このオーバーヒートは、本当にラジエータからの水漏れが原因なのか(交換部品を近くのディーラーに持ち込んで話しを聞いたところ、ラジエータキャップの弁が原因かもしれないと言われた)。また、②車検時の点検整備にミスがあったのではないのか相談したいとのこと。
早速、E社車検センター(認証工場)のセンター長から話を聞いたところ、2月18日に車検入庫しており、通常通りの点検とドライブシャフトブーツ交換、ブレーキフルード交換、ワイパー交換、エンジンオイル交換(フラッシングを含む)を実施、LLCの交換はせず、ラジエータ付近の水漏れはないので、目視による確認で記録簿に“良好”と記録した。また、相談者が主張する故障は納車3日後ではなく、最近(5月18日入庫)のことであり、車検後約3ヶ月、その間2千km程走行していた。再点検したところ、経年劣化によりラジエータアッパータンクから水漏れが生じていた。当社の整備保証は、6ヶ月又は5千kmのいずれかの早い時点まで保証することになっているが、今回のケースでは点検作業は実施したものの、LLC等の整備・交換作業は実施しておらず、消耗、摩耗、経年変化などによる不具合の事象となるため、保証の適用外である。そのため、相談者の負担を軽減すべく、純正品よりも安価な社外品の部品で交換修理する概算見積書を作成し、受付店舗を通じて相談者に説明したが、うまく伝わっていなかったようである。今回は、ラジエータからホース等の周辺補機まで、センター長自ら交換したので、間違いなく修復できているとの回答であった。
以上の内容について相談者に伝えたところ、最初は興奮気味であったが、「振興会は値段の交渉はできない」ときっぱり話した上で、もう一度時系列で同じ内容の説明をした結果、興奮状態も収束し納得した様子であったので、電話を切った。
No.199 エンジンが壊れた原因と整備との関係を説明して欲しい
・車名:輸入車 ・登録年月:不明 ・走行距離:不明
(振興会ウェブサイトの問い合わせフォームから問い合わせ)
「2月24日に異音発生。3月1日にディーラーで点検。オイル減りによるも、原因は不明、経過観察を求められる。4月29日にエンジン停止。ディーラーからオイル減りが原因、エンジン載せ替えと説明される。代車を希望したが手配なし。壊れた原因、以前の整備との因果関係について説明がない。」
相談者に確認の電話をするも、上記内容以外は話さなかったが、メーカーのお客様相談センター等各所に電話をしていること、納得できる説明がされていないということが唯一聞き出せた内容である。
相談者に当相談窓口の役割を説明し、承諾をいただきディーラーに照会した。ディーラーの説明によれば、相談者は他所で中古車を購入、ショップでエンジンオイル(非純正)を交換している模様。冷間時のエンジンの音が大きいということで、3月1日に初めて入庫した際は、待ち作業でエンジンオイルが正規量よりも1リットル減っていることを確認、それが原因で異音が発生していたと思われるので、承諾を得てエンジンオイルとオイルエレメントを交換した(オイル漏れ等はなし)。
その後、4月29日に高速走行中にエンジンが停止し、エンジンかからないと連絡が入り、連休明けの5月8日に入庫した。この時は、タイミングチェーンが切れており、切れた原因はエンジンオイルが正常の状態よりも2リットルも減っていたことによるものと診断し、エンジン交換を提案した。2リットルも減っていた理由は、推測ではあるが、メンテ不良によるものと思われる。現在は相談者の依頼により、ヘッドカバーを外している状態で、修理をするのかどうかも含めて相談者に連絡をとっているが、連絡がとれない状況とのこと。
再度ディーラーより相談者に連絡を入れていただくようお願いして、相談を終了。
No.200 車の異音に不安を感じる
・車名:乗用車 ・登録年月:平成28年 ・走行距離:78,000km
〇平成28年4月にディーラー営業所にて新車購入。
〇本年に入り、走行加速中にエンジン付近で異音を感じるようになった。
〇3月に専業認証工場にて初回車検を受けた。
〇その後、メーカー相談室へ架電、4月にディーラーへ持込み、触媒、マフラー等を交換したが異音は低減せず。
〇4月にメーカー研究室2名とディーラー担当が試走行を実施。ディーラー担当者より「メーカーの調査結果では、この程度の音は出るもの」との見解。
〇特別保証によりミッションを載せ替え、多少異音は収まったが不安である。
相談窓口への連絡を受け、ディーラーへ内容確認を実施。
ディーラー担当者曰く「異音は個人差があり、現車試乗時には気になるレベルではなかったが、お客様の不安を解消させるためにミッションを交換させて頂いた」とのこと。
相談窓口より相談者へ架電し、メーカー及びディーラーの姿勢及び対応について、お客様の不安を払拭するよう正しい行動をしている旨を説明すると共に、定期・日常点検の励行により常にクルマの健康状態を確認して頂くようお願いし、受話器を置いた。