Maintenance Consultation Cases
整備相談事例
全国の整備相談所に寄せられた整備相談(苦情・問い合せ含む)の事例をまとめました。
トラブル予防や説明の参考としてご活用ください。
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No.81 ナビは突然壊れるものなのか
・車名:乗用車 ・登録年:平成27年 ・走行距離:不明
ディーラーでメンテナンスプロパックに入っているため、点検に出した。不具合はなく、オイル交換のみ行い、点検は終了した。洗車が終わり、引き渡し時にエンジンを始動すると、突然ナビが大音量を発しテレビ機能が故障した。ディーラーは、「点検時、ナビに触っていないので、たまたま故障しただけで責任はない。新しいナビを持参すれば、無料で載せ替えをする」と言っているが、突然故障したので納得できない。点検中に誤って壊したのではないか。対応も悪い。消費生活センターに連絡したら、振興会を紹介された。
ディーラーに状況を確認すると、「作業中はナビに触れておらず、引き渡し時にエンジン始動すると突然故障した。触っていないので責任はない。なぜ急に故障したのかわからず困惑している」とのこと。相談者に確認した内容を伝えると、「納得できないが、仕方がない」と言われた。
No.82 異音は以前の整備が原因ではないか
・車名:不明 ・登録年:不明 ・走行距離:不明
会員工場(認証)より購入し、走行8万kmでクラッチを交換。その後3万km走行してクラッチが滑り出したので交換。引き取りに行った帰路、すぐに下回りから異音がしたので引き返して工場に話したところ、「クラッチ修理とは関係のないストラットからの異音」であると言われた。注油してもらったが異音は解消せず、ストラットの修理が必要と言われている。異音は、クラッチの修理以降に同時に鳴り出したので、修理と因果関係があると思っており、「ストラットの修理」と言われても納得がいかない。購入時は先代の社長で、まだ修理時は前向きな対応であったが、代が変わり、対応者がまちまちで不誠実である。私の言っている事は間違っているか、クレーマーなのか。
相談者の話を一通り聞き、当会では良い・悪いは判断できないが、会員事業者に相談者の気持ちは伝えられると話したところ、お願いしたいと言われた。早速、事業者(社長)に電話したところ、社長自身は昔からの細かい詳細は把握していないが、明日、会って話しをするのでユーザーの納得できるように話しをしますとの返答であった。そのことを相談者に電話で報告した。4月15日、相談者から「社長と会って話し、下回りの異音については、全て納得していないが話はできた。だが、今回の車検費用について、前金で払った諸費用以外に、あと5~7万円かかると整備内容などについて電話で説明を受け了承したが、車検が終わってみると、残り10万円と聞いていた金額よりも多いが、こんなことは普通にあるのか」との問い合わせがあった。相談者に、車検の見積りは書面で交付されたのかと尋ねると、「電話のみ」とのこと。点検整備の見積りは書面(電磁的方法によるものを含む)での交付が法律で定められており、追加整備が発生した場合は、電話等でユーザーから了解を得なければならないと説明した。
No.83 高額な修理代が妥当なのかを知りたい
・車名:輸入車 ・登録年:不明 ・走行距離:不明
ワイパーが動かなくなったので、会社で取引のある整備工場に修理を依頼した。当初、ワイパーモーターが原因ではないかとモーターを取り寄せたが、交換しても直らなかった。外注に出し、ジャンクションブロックの不具合で配線とワイパーリレーが焼けたことが原因と判明し、修理が完了した。概算見積り15万円に対して、請求額は12万円と少し安くなったが、明細書をもらっておらず、もしかしたら無関係のワイパーモーターまで請求されているのではないかと心配している。この請求額は妥当か。
振興会の立ち位置を説明し、整備料金の高い・安いに口出しできないと伝えた。「整備士のレバーレートは会社ごとに決めており、同じ作業をしても必ずしも同じ料金にはならない。作業は先に見積りを示し、承諾をいただいてから行うものなので、高いと思われるなら、他店と比較するなどして安い方に依頼するべきではなかったか」とお伝えし、相談を終えた。
No.84 近所のバイク屋が道端で整備をしている
・車名:輸入車 ・登録年:不明 ・走行距離:不明
店の軒先で修理作業しているバイク屋に迷惑している。預かっているバイクを我が家の前に駐車したり、道路に散乱させたネジ類でパンクさせられたことも一度や二度ではない。ジャッキで車を持ち上げて下にもぐり込んだり、タイヤを外してブレーキの分解をするなど、簡単な整備は自分のところでやり、車検は外注しているようだ。また、整備料金は口頭で伝えるだけで、領収書も発行していないようだ。整備は、「自動車整備士の資格を持ち登録した工場で作業をしないといけない」と聞いたことがあるが、違法な整備のことはどこに相談すれば良いか。
振興会の立ち位置と、整備士の資格、認証工場のことを簡単に説明、大阪運輸支局の整備課の電話番号を伝えて相談を終えた。
No.85 ディーラー系中古車販売店とのトラブル
・車名:ミニバン ・登録年:不明 ・走行距離:不明
ディーラー系中古車販売店で昨年12月に購入。納車日に「電動スライドドアが動かない。修理するので納車日を延ばしてほしい」と連絡があり、承諾した。修理が終わり、車を引き取りに行くと、修理したドアに購入前になかったキズがあった。担当に申し出ると、「修理の時に付いたのかもしれないので、磨いて直す」とのこと。「磨き傷が残るので、塗装で直してほしい」と依頼したが、「大丈夫だから」と押し切られ、しぶしぶ了承した。出来上がりは納得のいくものではなかったが、そのまま使用することにした。4月になり、社外からクーラントのような匂いがするので点検を依頼したが、「出来ない」と言われた。理由も言えないとのこと。こういう時はどうすればいいのか。
振興会の立ち位置と、販売店が会員事業場であることを説明した。購入時から販売店に不信感を持っていた様子であった。担当者の対応に問題があったのかは不明であるが、自社購入ユーザーの車の点検を断る理由として「クレーマー」として見られたのではと思った。やんわりと、購入時のトラブルの際に過剰な要求や、大きな声を出す等しなかったか聞くと、多少の心当たりがある様子であった。冷静に話し合い、折り合いがつかなければ第三者に相談するか、他の工場で点検してもらうことを勧めたところ、すでに弁護士に相談する準備をしているので、販売店には連絡不要とのこと。何かあったらまた連絡すると言われ、相談を終了した。
No.86 エンジン回転数が下がらない
・車名:ミニバン ・登録年:不明 ・走行距離:不明
スパークプラグを交換した際に、エアクリーナーケース中にプラスチック製の取り付けねじを落とし、気付かずそのまま納車した。3か月後、落としたパーツがスロットルバルブに挟まれ、スロットルバルブが閉まらなくなり、走行中に回転数が高いままになったと、ユーザーから申し出があった。ユーザーへの説明、支局への報告はどうしたらよいか。
話を聞くと、事故にならず実害は生じなかったようであるが、タイミングが悪ければユーザーに怖い思いをさせたと思われるので、真摯に謝罪するとともに、説明と再発防止について話してはどうか。支局には、顛末を時系列で報告するよう助言した。「ユーザーに再度謝罪し、再発防止について全店舗に展開します。支局にもそのように報告します」と言われ、電話を終えた。
No.87 走行中にドライブシャフトが抜けた
・車名:輸入車 ・登録年:不明 ・走行距離:不明
ユーザーが走行中にハンドルを大きく切って路肩に乗り上げた際、ドライブシャフトのインナーシャフトがデフから抜けた。この原因について、究明や修理をユーザーから依頼され、当社が数か月かけて調査した結果、1.この車はトレッドを広げる改造をしている2.ステアリングのリコール作業済3.調査時、ステアリングラックブーツ内にカラーが入っていなかったなどの事実が判明した。トレッドを広げる改造時は、カラーを入れてハンドルの切れ角を制御していたが、事故時はカラーが入っていないことにより、ハンドルを大きく切りすぎたため、ドライブシャフトを引っ張り、路肩に乗り上げた振動で外れたとみられる。ここで問題なのは、どこでカラーが無くなったのかということなのだが、改造時に入っていたことは確認済みで、ディーラーでのリコール作業以外で、ステアリングラック周辺を作業していないので、ディーラーが外観から分かりにくいカラーに気付かず作業をした可能性もある。ユーザーにかかった費用を請求したいが、ユーザーは払わず、責任の所在を追及しようとしている。
話を聞く限りでは、リコール作業時にカラーを組み付け忘れたことも十分に考えられるが、何年も前のことなので、責任を問うのは難しいだろう。そもそもディーラーは、カラーが入っていたことを知らないと思われ、強いて言うならば、改造したユーザーに説明責任や管理責任があったのではないか。いずれにせよ、「依頼したのはユーザーなのだから、請求はユーザーにするべきでは」と言うと、「そうですよね、ユーザーに説明し、せめて最低限の修理代ぐらいは回収したい」と言って電話は切れた。
No.88 車検後半年でドライブシャフトブーツからオイル漏れ
・車名:軽自動車 ・登録年:不明 ・走行距離:不明
洗車後、ホイールに油が付くのでガソリンスタンドの店員に質問すると、ドライブシャフトブーツよりグリスが出ていると言われた。半年前に車検をしたばかりなので、指定工場に連絡して確認してもらうと、「車検時には問題なかった。ドライブシャフトブーツは整備していないので保証しない、修理は有償となり、ブーツを注文してからの作業になるので、今日はできない」と言われた。家から30分も離れた工場まで再度来るのが嫌だったのと対応に腹が立ったので、修理を断ったが、自宅近くの大型自動車用品店に持っていくと、「ブーツバンドが外れかかっている。車検した工場に言ったほうがいい。うちでは作業しないほうがいい」と言われ、修理を断られた。車検した指定工場が壊したのではないか。
いつ壊れたか分からないが、車検時の定期点検記録簿で問題ないようであれば、その時点ではグリスの漏れなどはなかったのではないか。車検時にロアアームブーツやタイロッドエンドブーツ等を交換しているようなので、きちんと整備しているように思える。いずれにしてもそのままでは中が錆びて大変なことになるので、早いうちに修理をするようお勧めした。
No.89 ショックアブソーバー交換のはずが足回り大幅交換になる
・車名:乗用車 ・登録年:平成3年 ・走行距離:不明
車検をお願いしたら、ショックアブソーバーよりオイル漏れがあると言われ、交換を勧められた。部品を準備して交換を依頼したが、さび付き等により車両から部品が外れないと連絡があった。工場に見に行くと、作業中にネジが折れゴム部品もボロボロになり、足回りが外れている状態だった。このまま作業を続けるか、廃車にするか意見を聞かれたが、作業を進めた時の費用はわからないと言われた。費用もわからないのに修理を依頼するのも怖く、元に戻すこともできないと言われ、どうしたらよいかわからない。
話を聞くと、足回りは劣化が進んでいるようなので、ネジが外れない箇所やゴムの部品が不良になっている箇所が多く、作業が難航しているようだった。作業してみないとわからない部分が多いというのは仕方がないが、修理にいくらかかるか不安な気持ちもわかる。おおよその予算と概算見積りについて、工場と話し合うよう助言した。ただ、この工場が未認証のおそれもあるため、分解整備のできる工場についての説明と、認証看板や記録簿から認証工場かどうか確認してから依頼するよう助言した。
No.90 整備工場の対応が悪い
・車名:不明 ・登録年:不明 ・走行距離:不明
父親が交通事故を起こし、会員工場に修理を依頼したが、ハンドルが曲がった状態(センターずれ?)で納車されたので、その旨を伝えたところ、「戒め」などと言って直ぐに整備してくれなかった。また、車両保険に入っていなかったので、修理代金を現金で支払うと申し出ると、現金支払いのユーザーを小馬鹿にするような発言があり、近隣の同業者に、自分(相談者)の車の修理に関わらない方が良いと吹聴された。
また、別の整備工場では、車検整備を依頼した際、ブレーキパッドを交換するよう依頼したのに、パッドを磨いただけで納車、修理代金を請求された。このような整備工場が振興会会員の中に居るので、指導してほしい。
「貴重な意見をいただいた。会員に対して、関係法令の遵守、整備内容の説明、必要性、整備料金の概算見積り等について、丁寧に説明等するよう研修等の機会を捉えて指導したい」と回答した。
※令和元年6月13日に当該相談者から、同様の相談あり
No.91 車検を依頼したらワイパーを壊された
・車名:輸入車 ・登録年:平成19年 ・走行距離:不明
3年ほど付き合いのある認証工場に車検を依頼したところ、右のワイパーリンクのアームの付け根を折られてしまった。元々右のワイパーの動きが悪く、自分で修理しようと思っていたが、取り付けボルトとナットがさびついて回らず、無理をすると折れてしまいそうなので、車検整備と一緒に修理を依頼していた。ワイパーアームを取り付けるリンク部は折れ、潤滑剤を使うなど気を遣って作業した形跡すらなかった。よく見ると、リンク部を覆っているカウルトップの樹脂カバーも割れていたので、「部品を弁償してほしい」と工場に求めたが、「カウルのカバーは初めから折れていた。ワイパーリンクは誰が触っても折れたと思うので不可抗力。当社に責任はない。文句を言うなら、二度と取引しない」とまで言われた。車検は更新してもらったが、部品を壊されたうえ、あまりに対応が悪いので、厳重注意してもらいたい。この工場は、振興会のホームページに「安心してまかせられる整備工場」として掲載されており、振興会の看板に傷を付けているのではないか。
振興会の立ち位置を説明、「会員工場に事実確認することはできるが、強制力はないので指示や命令はできない」とお伝えし、承諾を頂き工場に連絡した。工場側は、「相談者はご自身でも車をいじるのが好きで、締め付けが緩くガタがでたり、自分で壊した部品に関しても『車検の作業ミスで壊された』などと言いがかりをつけてきて、値引きを要求する。今回も、ワイパーのリンク回りが朽ちていたので、一旦は作業を断ったが、『何とかしてほしい』と頼まれたので、『破損することもあり得る』と伝えていた。車検更新まで終えたが、代金はもらわず車を渡して帰らせたので、今後一切の取引はしない。振興会にはご迷惑をおかけした」と言われ、電話を終えた。
No.92 セキュリティが作動して車に乗れない
・車名:軽自動車 ・登録年:不明 ・走行距離:不明
中古で購入して1年弱になるが、セキュリティが作動してホーンが鳴りっぱなしになるので困っている。購入先に相談したが、「当社は保証なしで売ったので対応できない」と言われた。購入時に受け取ったキーは、ワイヤレスなしの差し込みキー1本だけで、ドアのキーシリンダにキーを差し込んで施錠・解錠しているが、最近になって、解錠するとホーンが鳴り解除できなくなった。ディーラーに問い合わせると、キーを追加すると解決するかもしれないが、確実に修理するならは、キーセットとコンピュータを交換(15万円)するしかないと言われた。36万円で購入した車に15万円の修理代をかけるなんて考えられない。購入先に負担させたいが、どこに相談すればよいか。
契約時の書類を確認してもらうと、「保証なし」と書いてあるとのこと。購入先は会員外のため電話できないと説明し、中販連大阪と消費生活センターの連絡先を教えて終了とした。
No.93 整備ミスで壊れたエンジンの補償修理
・車名:不明 ・登録年月:平成3年 ・走行距離:不明
エンジンからガリガリ音が発生したので、翌日、購入先のディーラーに入庫した。VTCアクチュエーターの不具合ということで部品交換中、バルブタイミングがずれたままエンジンを始動したので、バルブが破損した。ディーラーから「元々のVTC部品と整備ミスにより破損した部品」を交換してくれると言われているが、新車で購入したばかりなので、「新品のエンジンに交換するか、悪い部品全部を交換」するように要望したが、「エンジンのみの部品供給がない。破損したバルブのみ交換する」と言われた。これでは安心して乗ることができないという相談。
ディーラーに状況を確認すると、「車両は預かったままで、現在も交渉中である」とのこと。ユーザーが不安に駆られ、相談所に連絡してきていることを告げ、適切に応対していただくようお願いした。その後相談者から連絡はない。
No.94 顧客から値段交渉を要求されている
・車名:不明 ・登録年月:不明 ・走行距離:不明
会員工場からの相談。
当社が窓口となり作業依頼を受付、実作業はディーラーへ外注という形態で、エンジンのオーバーホール作業を実施した。納車後、オイル漏れが発生したが、ディーラーにてクレーム対応していただく。その1か月後、再度オイル漏れが発生、オーバーホールとは別箇所であるため有償となり、160万円という概算見積りに対し、実際は200万円となったことについて、ユーザーに説明するも聞き入れてもらえず、「ディーラーに値段交渉をして欲しい」と要求されている。ユーザーは、「とにかく安くして欲しい。他の人に聞いても100万円以内で収まる修理だと言われている。自分は悪くない」の一点張りである。支払いも滞っていることから、助言がほしい。
当会は金銭トラブルに関しては関与できない旨を説明。顧問弁護士へと取次ぎ、直接相談者に連絡してもらう。その後は連絡なし。
No.95 中古車販売店とディーラーを訴えてほしい
・車名:輸入車 ・登録年月:平成26年 ・走行距離:不明
7年前に1年落ちで購入した中古車についての相談。発進時に変な挙動をするのが不快なので販売店に連絡したところ、「保証期間内なので、(新車販売先の)ディーラーに相談してほしい」と言われ、ディーラーに見てもらったが、原因が分からないまま7年が経過した。最近では、「この車は直らない」とまで言われ、取り合ってもらえない。昨年、夫婦でドライブ中、急に異音がして急停車したことが原因で、助手席の妻が腰を痛めて、日常生活に支障をきたしている。我慢できないので、相談所から、中古車販売店とディーラーを訴えてほしい。
中古車販売店とディーラーに対して、歩み寄るように話をすることはできるが、配偶者が怪我をしているようなので、弁護士に相談するよう助言した。
No.96 4年経つが修理が完了しない
・車名:輸入車 ・登録年月:平成29年 ・走行距離:1.3万km
新車購入から3か月で、多数の不具合が発生し、修理を依頼。いくつかは改善したが、時計やラジオがリセットされる不具合は改善されなかった。年単位で預けたが症状がなかなか出ず、その間工場で埃被った状態で放置され、本当に点検しているのか不安を感じていたが、工場の担当者が変わり、取引を断られた。何年も預けて直すことが出来なくて取引を断るとはどういうことか。不具合を修理してほしい。
相談者の求めで会員工場に連絡、工場長に話を聞くと、「症状が出ないので、いろいろ部品を交換し、メーカーにも問い合わせしているが原因がわからない。ユーザーは高圧的に文句を言ってくるので、今後は弁護士を入れるよう本社から言われている」とのこと。相談者にその内容を伝えたところ、「工場が修理をしてくれていたことを理解した。まだ直っていないので、他の工場に修理に出すことも検討します」と感謝をのべられた。
No.97 車検後3か月でブレーキが故障した
・車名:SUV ・登録年月:不明 ・走行距離:不明
令和3年2月、ディーラー工場で車検整備を実施。同年5月、前輪のディスクブレーキが固着した状態となり、パッドやローターが焼き付く不具合が発生した。車検整備後、3か月程度でこのような不具合が発生するということは、その部分の点検を行っていなかったとしか考えられない。この状況について、車検整備を実施した整備担当者に申し入れ、話し合いを行ったが、担当者から「ディスクキャリパの点検の結果は『良』であったため、整備などは行っていない。したがって、整備保証の対象にはならない」と言われ、不具合の発生原因について説明はなかった。不具合解消のため、ピストン等の交換作業をディーラー工場に依頼したが、費用は有償と言われ納得できない。無償にするよう振興会からディーラーに言って欲しい。
相談者に対して以下のとおり説明・助言した。
当該ディーラーは当会会員なので、事実確認を行い、誠意ある対応をするようお願いをすることはできるが、整備料金に係る交渉には関与できないと説明、相談者の了解を得て、ディーラーのサービス責任者に連絡した。
ディーラー側の説明によると、「相談者の車は、当社に車検入庫する以前に、未認証工場で片側のディスクキャリパの分解整備を実施している。未認証工場であるが故、整備の具体的内容は不明であるが、片側だけ作業を実施しているということは、その作業が不具合発生の要因と推測される。必要な整備作業が正しく実施されなかったのではないか。『ディスクブレーキ固着』の原因が当社の点検・整備ミスによるものであれば、整備費用の負担についての話し合いの余地があるが、別の工場が関与しているとなると責任の所在が複雑で解決が難しくなるが、話し合いを続けたい。なお、相談者からまだ支払いを受けていない」とのこと。
No.98 未認証工場についての相談
・車名:不明 ・登録年月:不明 ・走行距離:不明
ローダウンとフルスポイラーが売りのカスタムカー専門店で車を購入した。納車後に足回りから異音がして、ローダウンサスが外れて走行不能になってしまい、購入店に積載車で引き取りに来てもらった。故障原因は、ボルトの緩みとわかったが、店側から軽く謝罪の言葉があっただけで、「部品の交換をするので我慢して乗って」と言われた。色々調べてみたが、国の認証を受けず、整備士もいないのに足回りを触っている疑いが濃厚である。自分以外にもこのような危ない思いをする者がいると困るので、ここが認証工場かどうか教えてほしい。
会社名を確認すると非会員、「教えてもらえるかどうかはわからないが、運輸支局に問い合わせてはどうか。そのような特定整備を行っていると伝えてください」と回答した。
No.99 ディーラーの対応に納得できない
・車名:貨物車(バン) ・登録年月:平成30年 ・走行距離:3.5万km
3年前にディーラーから新車を購入した。令和2年頃から、ルーフの一部に塗装の剥離(はがれ)が発生し気になっていた。ディーラーに車両を持っていき相談したところ、「車両の保証期間内であれば、無償で修理します」と言われていた。しかし仕事が忙しくて(県外の仕事のため)なかなか入庫できず、現在に至った。
やっと時間に余裕ができたので、令和3年2月、ディーラーに塗装の件について相談に出向いたところ、横柄な言動があり、納得できない対応をされた。もうあのディーラーには行きたくない。気持ちが収まらないので、振興会から厳しく指導してほしい。
最初に当会の相談業務の範囲を説明、当該ディーラーに確認して、対応に問題があれば指導はできると説明した。相談者の了解を得て、ディーラーのサービス本部に確認したところ、「当該ユーザーの件は本社では把握していないが、対応が悪かったことによりユーザーが不信感を抱いたとのことであれば、早急に対応しなければならない。早速店舗に事実確認し、不備のないよう指導徹底を図りたい」と回答があった。相談者に「適切な対応をしてもらうようお願いした」ことを報告、謝辞があり、その後連絡がないため終了とした。
No.100 外注業者の作業ミスに対する補償
・車名:ミニバン ・登録年月:令和3年 ・走行距離:0km
会員工場からの相談。
得意先の会社社長より紹介された顧客が購入した新車に、ナビゲーション、フロントドアスピーカー、リヤドアスピーカー、天吊りモニター、バックドアウーファー、サブバッテリーコントローラーの取付依頼を受け、取引のある用品取付を専門とする業者に作業を外注した。作業期間は3日間の予定だったが、取付商品の不具合発覚や、希望に沿えていない箇所の発覚、また作業も複雑だったため、納車が1週間遅れた。納車後、エアコン表示パネルの配線差し込み忘れ、バッテリーコントローラーの配線ミス、内装パネルとダッシュボードの傷を指摘された。また、バックドアグロメット部分からの浸水により、後部内張が濡れて、リヤトレイも浸水した。直ぐに弊社責任者と外注業者とで先方宅へ謝罪に伺ったが、「新車に替えるか、修理するのか」と問われ、修理の場合は「傷や内張の交換のみならず、後々に出てくるかもしれない錆や、それが起因となる不具合の保証」を要求された。新車を用意することは難しいので、修理で対応したい旨を伝え、購入元ディーラーで見積りを取ってもらうと、見積り額は約200万円、その他に示談金として50万円も要求された。車両を預かり、こちらでも見積りを取りたいと申し入れたが、「ディーラーは浸水した車両の修理を嫌がっている、知り合いの技術の高い修理屋に出せば、この見積金額よりはるかに高額になる」と言われ拒否された。度重なるミスにより新車を傷つけ、紹介いただいた社長に迷惑をかけたことに間違いはなく、誠心誠意の対応はしたいと思うが、外注業者が作業をしているので自社の受託者保険は使えず、また外注業者は保険未加入である。この修理見積と示談金は、今回の事故に見合った金額なのか。また、社長が言うように更に高額の見積りを提示された場合、それに従わなければならないのか。今後どのように対応すべきか助言が欲しい。
整備ミスを認め、保証についても検討しているようであるが、金銭要求に過剰な面も見受けられる。金銭トラブルについて当相談所は介入できないので、顧問弁護士へと取り次ぎ、直接相談者に連絡してもらった。