Maintenance Consultation Cases
整備相談事例
全国の整備相談所に寄せられた整備相談(苦情・問い合せ含む)の事例をまとめました。
トラブル予防や説明の参考としてご活用ください。
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No.121 ノークレームで出品したジェットスキーのトラブル
・車名:(ジェットスキー) ・登録年月:不明 ・走行距離:不明
昨年7月、知り合いに頼まれて神戸のオークションにジェットスキーを出品した。車以外の取引は不慣れな為、オークション主催者側に相談し、「ノークレームで機械部品」として出品したところ買い手が付いた。その後、主催者側から「買い手から『スーパーチャージャーが壊れていてエンジンが吹き上がらないので、修理して欲しい』との要望があった。ノークレームの出品なので、保証修理できないとお断りした」と連絡があった。その後2回ほど同じような要求をしてきたらしいが、最後は「商品を返すから金を返せ」と言ってきたらしく、断ると「出るとこに出て話をつけよう」と言い、最近になってオークション主催者側に買い手の弁護士から、この案件への質問や資料を要求する電話があったとのこと。知り合いに弁護士はおらず、自動車とは関係ないが、どこかに相談しようと考え振興会に電話した。
相談者に色々質問し、「友達から処分を頼まれたので、一旦自分の名義にした。自分は全く乗っていないので、エンジンの状態はわからない。友達も1年ほど乗っていなかったが、それまでは問題がなかった。落札価格が上がるよう、ゴムホース、駆動部品のベアリング、スーパーチャージャーベルトなど直近に交換した部品を表示していた。買い手は実物を見ることなく、情報だけで完全整備されたものと認識して購入したと言っている」ことを確認した。「会員事業者向けの法律・税務・労務の無料相談制度」を紹介し、資料をファックスした。
相談者から、「相手の今後の出方を見ながらオークション主催者側と相談しながら対応します。法的なことになったら振興会に連絡して弁護士を紹介してもらうかもしれませんのでその時はよろしくお願いします」と連絡があり、相談を終了した。
(日整連・注)
令和2年4月1日以降に締結された契約においては、「現状渡し(保証なし)」販売であっても、自然損耗とはいえない欠陥や不具合が生じた場合、販売店は「契約内容とは異なる商品を引き渡した」と判断され、契約不適合責任(民法改正前では瑕疵担保責任)により、販売店は修理可能な場合は追完請求(無償修理等)、修理が不可能である場合は代金減額請求、追完請求に応じられない場合等には契約解除に応じなければなりません。但し、「理由によらず一切の責任を負わない」というような契約条項は、消費者契約法により無効となりますが、欠陥や不具合について、車両状態評価書(コンディション・ノート)などによる「要整備箇所の説明」をしている場合などは、その限りではないとされています。
No.122 整備ミスの保証について
・車名:SUV ・登録年月:不明 ・走行距離:13万km
5月10日に車検が終わる予定だったが、作業ミスにより納車日が延期になった。プラグのつなぎミスにより、オイルに水が入り故障、工場はミスを認めている。新品エンジンへの載せ替えを希望したが、「新品はない。中古もあるか分からない」と言われた。2日後、工場へ行って現車を見て、改めてエンジン載せ替えを希望したところ、「7万kmのエンジンあった」と言われた。このエンジンは自分の車両に適合するのか、確認方法を知りたい。また、エンジンを載せ替えると車両価値が下がると聞いたが、どうしたらいいか。保証で中古車に乗り換えさせてはくれないか。
当会の立ち位置を説明、次の通りアドバイスした。
・保障内容は各社で異なる。ミスを認めた上で対応してくれているので、要望をしっかり伝え
ること。
・中古部品は全国からネット上で検索できるので、見つかるかはタイミング次第。「昨日なか
ったが、今日見つかる」こともある。
・適合性は、車台番号とエンジン型式で確認できる。検索する際にその辺りを検索ワードにし
ていると思うので、入力ミスでもしない限り、不適合にはならないと思う。整合性の確認は難しいので、ディーラーに問い合わせてはどうか。
・中古車への乗り換えは難しいと思うが、保証はお互いの話し合いなので、要望を伝えて話し
合ってほしい。
No.123 購入後、SRSランプが点灯した
・車名:軽自動車 ・登録年月:不明 ・走行距離:不明
中古で購入後、SRSランプが点灯した。保証で修理をしてもらったが、またしばらくすると点灯する。このままでは5月の車検に通らない。どうしたらよいか。
相談者の話では、何度か持ち込み部品も交換したが症状は改善しなかったとのこと。「SRSランプの点灯も時々ということなので、原因が確定しにくいのではないか。症状が出た時の条件等を控え、詳しく工場に説明し、そのうえで点検状況の説明を聞き、整備をお願いしてはどうか」と助言したところ、相談者は、「入庫するだけで説明を聞いていなかったので、時間を作って預け、しっかりと見てもらおうと思います」と言った。
No.124 ディーラーから嫌がらせを受けている
・車名:乗用車 ・登録年月:平成29年 ・走行距離:不明
車両は大阪で購入し、点検整備は都合で他県にあるディーラーにお願いしている。去年初めての車検をしてもらい、その時メンテナンスパックに入った。今回ナビゲーションからエンジンオイルの交換時期を知らせてきたので、オイル交換と6か月無料点検を実施した。その後、再びナビゲーションからオイル交換時期を知らせてきたので、先日実施した点検のチェック用紙を確認すると、整備担当者名の記入漏れがあった。ディーラーに確認すると、「ナビゲーションのセット忘れです。チェックシートは記入忘れだと思います。オイルキープカードに今回のオイル交換距離が書かれているので、それに5千kmを足したものが次回の交換距離になります」と言われたが、次回交換時期のシールを貼ることは法律で決まっていることではないのか。今回は洗車もしておらず、私への嫌がらせとしか考えられない。半年点検も何もしてくれてないと思ったので問い質すと、「この点検はほとんどが目視点検なので、ブレーキパットなどは見ない」と言われたが、そんな点検なら必要ないと感じた。ディーラーなのに、こんないい加減なことをしても良いのか、振興会から注意してほしい。
振興会の立ち位置、「点検や車検時期のお知らせ、次回オイル交換時期などの表示は、お店がサービスとしてお客様の囲い込みを目的に行っているもので、車のメンテナンスはあくまで使用者責任です」と説明した。相談者から事実確認の承諾、当該ディーラーがある他県振興会の整備相談担当者に越県することの了解をいただき、ディーラーに架電、マネージャーから「以前から指摘の多いお客様だと本部客相も認識しており、ナビのセット忘れの件、チェックシートの整備担当者名の記入漏れの件でお叱りの電話をいただいた。洗車については、ご契約パックの半年点検では、洗車をしないルールになっている」との釈明があった。
そこで、「洗車のルールはお客様がご存じない場合もあるので、説明するべきです。通常でも洗車は許可をいただいてからするもので、洗車機なら尚更傷の心配をするお客様もいらっしゃるので、確認するものです。苦情の多いお客様だと認識していながら確認しなかったのは、接客に気の緩みがあったのではないか。相談者に電話してあげて下さい」と依頼した。「店長と一緒にオイルステッカーを貼りに伺いますので、きちんとお話しさせていただきます」と言われ、電話を終えた。
No.125 エアコン修理の請求額が見積りの4倍だった
・車名:軽自動車 ・登録年月:平成19年 ・走行距離:14万km
車検が切れる1年後に車を乗り替える予定で、1年点検に出した。エアコンが不調だったので見積もってもらうと、「ブロアモーター修理で2万円程」と言われたので頼んだが、完了後に9万円を請求され、驚いている。あまりにも高いが、支払わないといけないのか。
「依頼した点検整備については支払う必要があると思うが、その内容が見積りと同じなのか、見積り時の金額はどの部分の金額だったのかなど、詳細かつ納得できる説明」を求めるよう助言した。
No.126 故障診断が間違いだったのか
・車名:不明 ・登録年月:平成14年 ・走行距離:15万km
会員工場で車検をして10万円くらい支払った。車検後、加速が悪くなり、4速ギヤで走れていた坂道が3速ギヤでないと走れず、急な坂道は一度止まると上がれなくなった。会員工場に言うと、プラグ3本を交換、少しは加速するようになったが未だ完全ではない。「イグニッションコイルを交換すると直るかもしれない」と言われたが、古い車なのでお金をかけたくない。最初からイグニッションコイルを交換したら直ったのではないか。
「車検に出したら調子が悪くなった」という話は聞くことがあるが、たまたま車検と部品の経年劣化が重なったことが原因であるケースが多い。人間の病気と同じで、この薬がダメなら違う薬というように、車も「プラグ交換で直らなければ、次はイグニッションコイル」というのも間違いではない。しかしながら、直る「かもしれない」と言われたら、不安になる気持ちは理解できる。一度にお金をかければ車検前の状態には戻るかもしれないが、安価なものから交換して段階的に様子を見ているのではないかと話すと、「分かりました」と言って電話を切られた。
No.127 内金を払っているのに、一向に作業がすすまない
・車名:乗用車 ・登録年月:平成10年 ・走行距離:不明
抹消して8年間ほど自宅ガレージで保管していたが、また乗りたくなったので、令和2年2月に車検と登録を依頼。その際、ハブボルト、ブレーキキャリパー、インジェクタ、ヘッドガスケット、フェンダーなどの交換をお願いし、予算は100万ほど、内金50万を支払い、領収書も手元に持っている。
その後、毎月1回程度は顔を出し進捗状況を確認しているが、その都度、「部品が入ってこない」、「順番にやっている」などとはぐらかされ、正式な見積書も出してくれない。振興会を通して早く作業をするように言ってもらえないか。
当該事業場の社長に連絡。「1年も経ったとは認識していない。頼まれた時は『急がないから』とのことだったし、特殊な作業が多いので、自分のペースでやっていた。ところが先月になって『4月中に終わらせてほしい』と急に言われ、困っている。お互いの認識が異なっていると思うので、直接連絡を取って話し合いたい」とのこと。相談者に伝えると、「最初から1年と区切ってあったし、工場側も『1年はかからないだろう』と言っていた。もともと4月に使いたかったのに、時間がかかっているから先月また催促した」とご立腹の様子だったが、話し合いには応じるとのこと。
No.128 不当な取扱いや対応を受けている
・車名:不明 ・登録年月:不明 ・走行距離:不明
説明も無くメンテナンスパックに加入させられ、現金一括購入したのに所有権留保されているのは不当な取扱いではないのか。その他、問い合わせをしても不当な対応を受けている。
「契約に関しては双方で話し合ってもらうしかない。契約内容が分からないので所有権留保に関しては購入先に直接確認してもらいたい。対応が雑で、説明不足であるなら、その都度直接納得がいくまで説明を聞いてから契約書にサインをしてほしい」と助言した。契約は営業が担当したが、その後の相談は整備士が担当しており、契約のことを聞いてもいい加減な説明しか返ってこないらしい。「契約内容については、担当した営業に質問するよう」提案した。
No.129 輸入車はこれほど壊れるものなのか
・車名:輸入車 ・登録年月:不明 ・走行距離:不明
10日程前、走行中にブレーキが利かなくなった。購入先(GS系)に引き取りに来てもらったが、自社では修理ができないと言われ、正規ディーラーへ搬送された。ディーラーから、「弊社で販売した車ではなく保証もないので、全額実費になる」と言われ、見積書を提示されたが、「原因はブレーキホースが外れてフルードが無くなったこと。何故外れたかは不明」と聞かされた。昨年もギヤがバックに入らなくなり修理したばかりで、その時は「コンピュータの誤作動」が原因と言われた。今回は命にかかわることなので、修理費用を支払いたくない。
正規ディーラーで見てもらったと言われたため、リコールやサービスキャンペーンではないと判断して、日常点検と定期点検(1年点検)について説明、1年点検をしているとのことだったので、記録簿のブレーキホースにどの様な記号が書かれているかと確認を頼むと、「わかりました」と一旦電話を終えた。
その後連絡がないまま、翌日、運輸局から電話があり、「(昨日の)相談者から貴会の対応が悪く、当局に相談があった」とのこと。10年近く整備相談を担当しているが、「対応が悪い」と言われたことは初めてで、運輸局曰く、実際のところ1年点検はしておらず、当方の説明が「一方的に点検をしていない相談者が悪い」と捉えられたらしく、結果、納得(解決)はしたらしい。
後日談として、今回の相談者は“話し方コンサルタント”をしている有名な方だったそうである。
No.130 車検不適合なのに合格させて中古車販売している
・車名:輸入車 ・登録年月:不明 ・走行距離:不明
先月末に車検受け渡しで中古車を購入した。前進、バック、据え切り時に足回りからの異音が酷いので購入先に相談すると、「古い車なので音がするのは仕方がない。ちゃんと車検に通っているのだから問題ない」と言われたが、クラッチが滑りだしたので知り合いの自動車整備工場に持ち込んで見てもらった。整備工場は、「クラッチ板が擦り減っているので交換が必要。また、アッパマウントとステアリングアームがガタガタで、リヤのドライブシャフトのブーツが1個破れており、すぐに修理しないとシャフトごと交換しなければならなくなるので、購入先にクラッチと一緒に修理してもらえ。それよりも、この状態で車検に通ったとは思えない。おそらく、車検場に持ち込まなくても車検に通せる指定工場と結託して、違法に車検に通したに違いないので、整備振興会に電話して罰則を与えてもらった方がよい」と言われたので、電話した。
振興会の立ち位置を説明し、当会の会員であれば事実確認はできるが、罰則を与えることはできないと説明した。教えていただいた店舗は会員外と判明、「整備振興会から会員外の事業所に電話できない」とお伝えし、運輸支局整備課の連絡先を案内し、相談終了とした。
No.131 定期点検を受けて数か月で故障
・車名:輸入車 ・登録年月:不明 ・走行距離:不明
1月に整備工場で定期点検を受けたが、4月に車両から煙が上がって消防沙汰になった。発煙の原因はまだはっきりせず、車両は工場に預けてある。過去には妻が乗っていた同じメーカーの車両(14万km)が修理不可で廃車にされたこともある。どこに相談したらよいか。
まずは整備工場に発煙の原因解明を依頼し、その回答を待ってはどうか。その際、定期点検の内容と今回の不具合との関係性を確認するとともに、乗っていて違和感あったのであれば、工場側にどのように伝えていたのか等を丁寧に説明するよう助言した。
No.132 ワイパーゴムが交換されていないのではないか
・車名:不明 ・登録年月:平成14年 ・走行距離:15万km
会員工場で車検を実施した。記録簿ではワイパーゴムが交換されたようになっているが、実際は交換されていない。会員工場にクレームを言ったが、「交換した」と言い切る。詐欺ではないか。先程、運輸支局にも行ったが相手にされなかった。ワイパーゴムが新品かどうか見てもらいたいと言って来会された。
当会は調査機関ではないので対応できない。また、研究所的な機関もあると思うが当会の範疇ではない。今一度、会員工場と十分に話し合ってみてはどうかと話すと、自分で虫眼鏡で調べて立証すると言って帰られた。
No.133 いつまで待っても車が直らない
・車名:乗用車 ・登録年月:不明 ・走行距離:不明
昨年末、車屋さんに車の整備を頼んだが、未だに直らない。連絡があるたびに「どこそこが悪い」と言われ、昨日、「直った」と連絡があったので引き取りに行くと、「何かが悪く、車を変えた方がいい」と言われた。これまでに11万円を支払っているが、直っておらず、詐欺にあったような思いだ。どうしたらいいかわからないため、消費生活センターに相談したところ、こちらを紹介された。
相談所の役割を説明、「当該車屋は会員外のため話を聞くだけにはなるが、一般論として11万円は勉強代として、他の信頼のおける整備業者で再度修理を依頼するか、費用はかかるが弁護士に相談するしかないだろう」と助言し、相談を終了した。
No.134 ヒビ割れしているタイヤなのに車検に通った
・車名:軽自動車 ・登録年月:平成27年 ・走行距離:1.3万km
ディーラーから検査受け渡しで中古車を買った。エンジンオイルの交換時期が来たので、行きつけの大手カー用品店に行ったところ、整備士から「タイヤの側面に小ヒビが多数入っているので、安全のために交換しませんか」と熱心に言われ、値引きもしてくれるということで交換してもらった。しかし、よく考えてみると、この状態で車検に通ったのなら、「走行するのに安全な状態でなかった」のに検査に合格させたことになる。ディーラーにこのことを指摘すると、「この状態でも車検には合格するレベルだったのだから問題はない」と言われたが、納得できない。私は、ディーラーが「合格しないものを合格させたのではないか」と思っているので、タイヤの交換費4万円を負担させたいと思っているが、自分の考えは間違っているか。
相談者に「車両購入時に車を確認して、タイヤも含め全体を見てから購入契約をしたのではないのか。そこで不満や不安があるなら、セールスとの商談でタイヤ交換する話をするものではないか」と尋ねると、「タイヤなんかいちいち見て車を買ってない」との返答。「振興会は強制力のある団体ではないので、『タイヤ代を負担するよう』ディーラーに指示命令することはできない」とお伝えしたうえで、「車検でのタイヤの点検項目は、残り溝の深さ、異常摩耗、亀裂、損傷などで、小ヒビ程度なら車検には合格する」と回答して電話を切った。
その後、ディーラーの担当セールスに確認したところ、「相談者には、小ヒビなので車検には通る。また、中古車保証ではタイヤは対象外であると説明したが、『公的なところに聞く!』と言われて帰られた。指定工場で車検をしているが、当然法令等を遵守して車検業務を行っているので、不合格になるような車両を合格させることなどあり得ない話だ。この後すぐに、センター長と私とで電話なり訪問するなりして対応する」とのことで、相談を終えた。
No.135 購入した中古車のエンジンから煙が出た
・車名:軽自動車 ・登録年月:平成20年 ・走行距離:12.5万km
4月10日に近所の中古車センター(会員外)で中古車を購入した。翌日、エンジンから煙が出て来たので、中古車センターに持って行った。納車翌日に故障したので、「車を返すから返金して」と頼んだが、「契約書に書かれているように、返品はできない。修理での対応になる」と言われた。「ではエンジンを交換して」と頼むと、「まだ点検していないので原因がわからないが、エンジンが原因でも修理することになる」とのこと。この危険な車にこのまま乗らなければならないのかと思うと、不安でたまらない。不良品を買わされたのに、返品できないのか」という相談。
お話を聞いていると、中古車センターに対してかなり不信感を抱いていると感じたが、「契約書に『故障時は車を交換、返品しない。修理対応する』と書かれているなら、修理してもらうしかない。エンジンを交換するかどうかは、中古車センターの判断になる」と説明すると、「修理してもらっても安心して乗れないので、修理後にディーラーで点検してもらおうと思う」と言われた。「ディーラーで点検してもらう費用は相談者の負担になるので、中古車センターと不具合個所の修理前と修理後の状態を一緒に確認しながら、説明を受けて理解されることも一つの方法だと思う。それでも気が済まない時は、ディーラーで確認してもらえば良いでしょう」と助言して、電話を切った。
4月19日、相談者から再び入電あり。「主人は、『中古車センターは埒があかず、こちらがあきらめるのを待っているようだ。電話しても出ないし、伝言を頼んでも折り返しもかけてこないので、車を引き上げ、ディーラーに持って行って自費で修理をしてもらおう』と言っている。自分は、保証期間内なので待って修理をしてもらいたい。商品の不良なので私共が修理費を負担したくないし、負担して“高い買い物”になるのは腹立たしい。ただ、入庫した車が手つかずのまま放置されているので、『修理しなければならない期限』というものはないのか」と質問された。そこで、「保証修理ということで、自社の負担を抑えるため、安い部品を探すなど部品調達に時間がかかっているのかもしれない。期限は当事者同士で決めるものなので、先方が言わないなら、こちらから『いつまでに直してもらえるか』と確認してはどうか」と助言した。
No.136 車検の翌日にオイル漏れした
・車名:輸入車 ・登録年月:昭和45年 ・走行距離:不明
整備工場に車検に出して戻ってきた次の日、車を動かしたら駐車位置にオイルが垂れていた。車検を行った工場に持っていくと、ステアリングギヤボックスから漏れているとのこと。前日、車検をしたということはオイル漏れがなかったわけで、翌日に漏れるのはおかしい。こんなことはあるのかという相談。
車歴も長いことから、いつどんな故障してもおかしくない。輸入車、国産車問わず、車検後の故障はない話ではない。事業者名を確認すると、会員外と判明、振興会の立ち位置を説明し、この事業者には連絡はできないがよく話し合ってほしいと伝え、相談を終えた。
No.137 スペアキーの注文キャンセル
・車名:不明 ・登録年月:不明 ・走行距離:不明
親がキーレスエントリーのキーをなくし、スペアも見当たらない。ディーラーに相談したら、昔のように合鍵を製作するわけではないので、部品代として8万円位かかると言われた。キーが無ければ動かせないので注文したが、翌日、なくしたと思っていたキーが見つかり、すぐにキャンセルしたが、ディーラーから「既に注文済みで、14日に届くのを待っている状態なので、部品代はどうしてもかかってしまう」と言われた。どうしても払わなければいけないのか。
当会の立ち位置を説明。相談者が良ければ、当該ディーラーに連絡して直接話をしてもらうように言うが、それでもいいかと尋ねると、「キーを無くしたのは親なので相談してみます。お願いするときはまた連絡します」とのこと。その後連絡なし。
No.138 4WD修理を依頼したら壊された
・車名:軽自動車 ・登録年月:平成21年 ・走行距離:不明
4WDランプが時々点滅、フロントデフプロペラシャフト軸受からオイル漏れがあり、修理を依頼。修理完了後、4WD-2WDの切り替えがスムーズにできなくなり、4H-4Lの切り替えでギヤ鳴りがするようになった。お金を払っているのに、直っていないどころか余計に壊された。フロントの説明も要領を得ず、納得できない。
相談者から話を聞くと、「組み付けミスをしているのではないか。その修理代金も請求されるような説明もあったが、おかしい。詳しい説明が聞きたくて、他の人にも説明を求めたが断られた」とのこと。相談者の要望により整備工場に連絡、管理責任者に話を聞くと、「ロックモータの組み付けミスがあり、現在修理中である。整備ミスなので、料金の追加請求をするつもりはなく、相談者に謝罪し説明する」とのこと。ユーザーにそのことを伝えたところ、納得し謝辞があった。
No.139 ステアリングギヤボックスは壊れるものなのか
・車名:不明 ・登録年月:不明 ・走行距離:不明
4~5年前からハンドルがガタガタするように感じていたが、先日家族が乗った際におかしいと言われて購入店にみてもらったところ、ステアリングギヤボックスを交換しないといけないと言われた。壊れるものなのかという問い合わせ。
最近はステリングギヤボックスが壊れるというのは、あまり聞かなくなったが、それぞれ使用の状況が違うので、壊れるところや壊れ方も違いはある。壊れない部品は基本的に無いと思うと回答し、納得していただいた。
No.140 リムバルブの劣化でパンクした
・車名:不明 ・登録年月:不明 ・走行距離:不明
ディーラーに勤務する友人(整備士)からホイールを譲り受け、令和2年11月にタイヤの組み替えをお願いした。組み替えの際、劣化しているバルブも交換することにしていたが、「特殊なバルブがついていたので、交換できなかった。今は空気が漏れていないが、何かあったら連絡して」と説明があり、バルブは交換してもらえなかった。
令和3年4月、パンクしてビードが落ちて走行不能になった。タイヤを組み直して確認したところ、バルブからエアーが漏れていたため、ディーラーのサービスマネージャーに連絡したところ、「友人同士でやったことで、バルブを交換しなかった説明もしているから保証できない」と言われた。確かに友人同士ではあるが、有償作業でディーラーにお金を支払っているのだから、ディーラーが対応しないことに納得がいかない。また、保証できないなら事前に説明があるべきではないか。
ディーラーのサービスマネージャーに確認したところ、「相談者からの連絡を受けて当該整備士に確認をしたが、保証の話は『言った』、『言わない』の状態で話が進展しない」とのこと。「相談者の言い分どおりとすれば、バルブ交換をするというオーダーで受けていながら、結果『交換できなかった』と終わってから伝えたこと、また、保証できないという説明についても説明が足りないように感じる。相談者は御社に支払いをしているのであるから、『友人同士でやったこと』というのも違うのではないか」と伝え、しっかり確認して相談者に説明するようお願いして、終了とした。